バス関連用語解説


トップ|→ バス関連用語解説


あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行A-Z

あくせるいんたーろっく【アクセルインターロック】
運転席の扉開閉スイッチで扉を開けたときに、アクセルペダルを踏み込むことができないようにするシステム。
あどぶるー【アドブルー】
→AdBlue
あんぜんうんてんかんりしゃ【安全運転管理者】
道路交通法により設けられた資格制度で、自動車の安全な運転を確保するために必要な乗務員への交通安全教育や安全運転に必要な業務を行う。
あんちすりっぷれぎゅれーた【アンチスリップレギュレータ】
ASR。滑りやすい路面での発進や加速のとき、駆動輪の無駄な空転を制御して走行安定性を確保する装置。
うんこうかんりしゃ【運行管理者】
道路運送法で定められた業務資格(国家資格)で、乗務員の休憩、睡眠、仮眠に必要な施設を適切に管理する責任を負う。安全運転管理者の業務を含む。
乗合バスの営業所でバス車両40台まで毎に1人、貸切バスの営業所で30台まで毎に1人を最低限選任しなければならない。
えあおいるふくごうしきぶれーき【エアオイル複合式ブレーキ】
→空気圧油圧複合式ブレーキ
えあおーばーはいどりっくぶれーき【エアオーバーハイドリックブレーキ】
→空気圧油圧複合式ブレーキ
えあーこっくのぶ【エアーコックノブ】
ドアを手動で開けるときに押すノブ。
えあーこっくりっど【エアーコックリッド】
エアーコックノブを扱う際に開ける蓋。
えあーこんとろーるとらんすみっしょん【エアーコントロールトランスミッション】
ACT。ギヤチェンジ操作を空気圧とコンピュータ制御で行い、操作力を少なくして運転者の疲労を軽減する。
えあぶれーき【エアブレーキ】
→空気圧式ブレーキ
えいちえすえーそうち【HSA装置】
坂道発進補助装置。車を一時的に停止させるための装置。
えきぞーすとぶれーき【エキゾーストブレーキ】
→排気ブレーキ
えぬびーえす【NBS】
ニュートラルバスストップ。前進レンジに入れたまま停車したとき、トランスミッション内のギヤへ力を伝えず、クリープを防止して燃費を節減するシステム。
えんじんぷれひーた【エンジンプレヒータ】
寒冷期にエンジン始動を容易にしたり温水暖房機の補助熱源とするために車両エンジンの冷却水を暖める装置。
おーばーはんぐ【オーバーハング】
タイヤの中心(車軸)から車体の最先端までの寸法。

上へ

かそうめーかー【架装メーカー】
車台に載せる車体部分を製作し、バスとして完成させる事業者。
くうきあつしきぶれーき【空気圧式ブレーキ】
空気圧を信号圧として使用し、ブレーキペダルの操作をブレーキ本体に伝える。ブレーキチャンパーに送られた空気圧を利用してシューを押し付ける。
くうきあつゆあつふくごうしきぶれーき【空気圧油圧複合式ブレーキ】
空気圧を信号圧として使用し、油圧をアシストする。油圧がブレーキ本体に送られ、ホイールシリンダーを開いてシューを押し付ける。
こうしゃあいずすいっち【降車合図スイッチ】
乗客が降車するとき、合図のために押すスイッチ。これを押すとスイッチ内のランプが点灯し、チャイムが鳴る。また、運転席の降車合図灯も点灯する。
こーしょんぷれーと【コーションプレート】
車両型式・エンジン型式・車体番号などが記載された金属製のプレート。前ドア入って左下に貼ってあることが多い。
こもんれーるしすてむ【コモンレールシステム】
燃料をシリンダに噴射する前に蓄圧室(コモンレール)に高圧燃料を蓄え電子制御により噴射する。細かな制御が可能なため排気ガス中のNox、PMを低減させることができる。

上へ

さいだいせきさいりょう【最大積載量】
積める貨物の制限重量。
さぶえんじん【サブエンジン】
クーラー、予熱器等用に搭載するエンジン。
しゃーしー【シャーシー】
車台。車体の基礎となる部分。エンジン、変速機、懸架装置などを含む場合もある。
しゃりょうじゅうりょう【車両重量】
空車のときの車だけの重さ。
しゃりょうそうじゅうりょう【車両総重量】
=車両重量+乗車定員(+最大積載量)
じょうしゃていいん【乗車定員】
運転者を含め、乗ることができる人数。重量は、定員×55キログラム。
すーぱーはいでっかー【スーパーハイデッカー】
ハイデッカーよりも床の高い中2階バス。運転席を低くして、客室の床をフロントガラスまで伸ばしたタイプもある。SHDと略される。
すけるとん【スケルトン】
骨組みをつくり、その上に外板を貼り付けていく工法。ボディ開口部を広くとることができる。現在主流の方式。
すたんでぃーうぃんどう【スタンディーウィンドウ】
上段固定、下段開閉式の2段窓。立席の視界を確保するために設けられた。

上へ

だぶるでっかー【ダブルデッカー】
2階建てバス。旅客席数は、49〜72名分。
でこんぷ・ればー【デコンプ・レバー】
エンジンの排気弁を開放するためのレバー。これを扱うことにより圧縮圧力を一時的に減圧することができる。エンジンの始動補助と停止に使う。
どあえんじん【ドアエンジン】
エアーを利用してシリンダーを伸縮させ、扉の開閉を行う装置。電気モーターを使用するものなどもある。
とうかきるいほあんきじゅん【灯火器類保安基準】
灯火器類の取り付けに関する法律。自動車の構造基準の国際的な整合性をはかるため、前照灯、尾灯、方向指示器などの取り付け位置、配光、個数などが定められている。2006年1月1日以降に生産される車両は適応。

上へ

にーりんぐ【ニーリング】
左側車高調整。乗客が乗降しやすいように扉開時、車高を下げるシステム。
にょうそえすしーあーるしすてむ【尿素SCRシステム】
ディーゼルエンジン用の排気ガス浄化装置。排気ガスに尿素水を噴射し、化学変化によりNOxを低減させる。
のんすてっぷばす【ノンステップバス】
乗り降りしやすいように乗降口の階段をなくし、床を低くしたバス。

上へ

はいきぶれーき【排気ブレーキ】
補助ブレーキ装置。排気管にバルブを設けて、これを閉じることにより排出ガスを出にくくし、エンジンの回転を妨げて強力なエンジンブレーキを発生させる。エキゾートブレーキ。
はいでっかー【ハイデッカー】
客室の床が高く、眺めの良いバス。旅客席数は、45〜55名分。HDと略される。
ばけるとん【バケルトン】
モノコックボディをベースにしてボディをスケルトン風に更新した車両。
ばすまど【バス窓】
→スタンディーウィンドウ
ばってりーりれーすいっち【バッテリーリレースイッチ】
主な車両回路の主電源スイッチ。
ふぃんがーこんとろーるとらんすみっしょん【フィンガーコントロールトランスミッション】
チェンジレバーでスイッチを作動させ、電気信号にて伝達。圧縮空気の力でギアをチェンジする。従来の機械式に比べ、加える力は3分の1、ストロークは2分の1に低減される。
ぶせいとりひきけいやく【部整取引契約】
ディーラー工場などと取り交わす契約で、この口座を開設すると部品や整備に掛かった代金を月単位でまとめて請求・支払いができる。
ふるえあぶれーき【フルエアブレーキ】
→空気圧式ブレーキ
ぶれーきばいりょくそうち【ブレーキ倍力装置】
フットブレーキの制動力を大きくするために、ピストンを空気で押して油圧ブレーキの油圧を強大にするもの。エアブレーキともいわれる。
べんちれーたーりっど【ベンチレーターリッド】
車外の空気を車内に導入する蓋。
ほいーるぱーく【ホイールパーク】
駐車ブレーキ装置。車輪のブレーキをパーキングブレーキレバーで別に操作するもの。スプリングの反発力を使用し解除は圧縮空気圧による。
ほいーるべーす【ホイールベース】
車軸間距離。前輪の中心から後輪の中心までの距離。
ほじょぶれーき【補助ブレーキ】
ドラムブレーキのライニング摩耗の低減と、フェードを防止するために設けられる「排気ブレーキ」「リターダ」などのブレーキ装置。

上へ

まいくろばす【マイクロバス】
乗車定員11人以上29人以下までのバス。30人乗り以上を「大型バス」という。
ものこっく【モノコック】
張殻構造ともいわれ、骨格を用いず外板で外形を整えて外板が胴体に掛かる荷重に耐えるように作る工法。旧型車に見られる。構造上開口面積が制限される。

上へ

上へ

りたーだ【リターダ】
補助ブレーキ装置。流体式、電磁式などがある。温度上昇を防ぎ摩擦材の寿命を延ばすためのもの。
りんくひん【リンク品】
新品ではなく、修理などどのため取り外し交換した部品をリフレッシュして再利用するもの。

上へ

上へ

A-Z

AdBlue【AdBlue】
無色・透明の尿素水溶液。尿素SCRシステム用。
NOx【NOx】
有害大気汚染物質。窒素酸化物。
PM【Particulate Matter】
有害大気汚染物質。粒子状黒煙。

上へ


トップ|→ バス関連用語解説