個人でバスを所有する 〜顛末〜


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「自分用のバスを買いたい。」幼少の頃からの夢。これを叶えるにはどうすればよいのか?

当時はインターネットなども無く調べる手段はほとんどありませんでした。どこで売っているのか?いくらするのか?そもそも個人が買えるのか?何もわかりません。

情報収集・準備

関係ありそうなものにはすべて目を通しました。新車はどう考えても無理っぽいので中古、中古車情報といえばカーセンサー。分厚い雑誌を買ってめくっていると1万台以上掲載されている中、たまにバスが数台載っています。「価格応談」値段はわかりませんが売ってはいるようです。のちに中古バス専門の業者が存在することもわかってきました。

免許取得

まずできることから一つひとつつぶしてきました。免許はいずれ必要となるし、取り方などもはっきりしているので取れる年齢になったときに取得しました。当時、11人乗り以上は大型免許。教習所へ通えば取れます。

免許取得以降はなかなか進展がありません。とりあえず資金を少しづつ蓄えていきます。

相談

旅行中、道路脇に中古バスがズラッと並んでいるのを発見。「販売」の文字も見えました。個人客を受け入れる雰囲気はまったくありませんでしたが、門前払い覚悟で訪問しました。

「個人で自家用のバスを買いたいのですが」・・・すんなり話を聞いてくれました。「同じような方いらっしゃいますよ」ただ動く状態で維持するのは大変らしく、すぐに手放したり車検を取らずに庭に置いておくという方が多いようです。多くのバスを見せてもらい、話を聞かせてもらいました。この頃ディーゼル車規制が制定され、これがわかりにくい。私は規制地域内に住んでいるので古いバスは買えないことがわかりました。規制をクリアする車両は高くとても手を出せません。DPFも出たてだったのでしばらく様子をみることにしました。大型バスしか頭にありませんでしたが「マイクロバスからはじめてはどうですか」とアドバイスされました。

購入

漠然と考えていたものをひとつずつ現実へと近づけていきます。

車種選定

家族を説得するのと平行して道行くバスを眺めながら車種を絞っていきます。
この頃になると現実が見えてきます。完全に道楽で自分だけ楽しむのであれば何でもいいのですが、家族の理解を得るために自家用車代わり、旅行などで活躍させるために路線タイプははずれてきます。大きいのにこだわるとどんどん先延ばしになってしまうのでマイクロバスにねらいをさだめました。登録、置き場所、価格、現実的です。いけそうです。
トヨタ、日産のマイクロバスは普通車ベースでそれを大きくしたもの。日野のリエッセは、バスを小さくしたもの。サイズは同じでも構造が全く違います。価格帯は高くなりますが、リエッセに決定しました。

車探し

偶然見つけて話を聞いた店のほかに、この頃になるとインターネットの使用が一般的になり検索すると中古バスを扱う業者は多く存在することが分かってきました。その中からいくつかの業者にリクエストをだしました。
基本的に事業者相手に販売を行っているので、普通の車を買う時のように営業マンがグイグイきて話が進むことはありません。このあたりから信用力が壁になってきました。当然ですが売る方も得体のしれない個人より事業者に販売するほうが楽だし安心です。バスの販売業者は事前に価格を明示していないことがほとんどです。これ相手によって価格変えてる ?・・・と感じました。
すぐに見つかるように思えたバス探しですが、色や装備など同じものはほとんどないので条件に合うものはなかなか出てきませんでした。結局、ネット検索gooで見つけた2両に絞り現車をみて決定することにしました。

― つづく ―


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